工事・計画


2025年6月19日[4面]

JERA/袖ケ浦火力発電所(千葉県袖ケ浦市)の設備更新、環境アセス手続き開始

 JERAは18日、袖ケ浦火力発電所(千葉県袖ケ浦市)の発電設備を更新すると発表した。関連する環境影響評価(環境アセス)手続きも始めた。同発電所には汽力発電方式の1~4号機があるが、いずれも1970年代の稼働で老朽化が進む。今後、ガスタービンコンバインドサイクル方式を採用する新たな1~3号機に置き換える。合計出力は約260万キロワット。2032年度以降の稼働を予定する。  同発電所の所在地は中袖2…

2025年6月19日[6面]

青森県/ボールパークに県営スケート場併設へ、総合運動公園(青森市安田)が候補

 青森県は、県営野球場(青森市)を移転整備する「ボールパーク(BP)整備事業」で、青森市にある県営スケート場(盛運輸アリーナ、延べ1万3139平方メートル)を併せて整備する方針を明らかにした。移転後の規模などは未定。18日の6月県議会での一般質問に宮下宗一郎知事が答弁で回答した。BPの移転対象地は同市安田の県総合運動公園で検討。近く民間活力導入可能性調査業務を公告する見通しだ。  県営スケート場の…

2025年6月19日[18面]

熊本県/空港アクセス鉄道、幅500m対象にルート帯絞り込み案公表

 熊本県はJR豊肥本線の肥後大津駅(大津町)から分岐・延伸する阿蘇くまもと空港アクセス鉄道の計画ルート帯について、18日に幅約500メートルを対象とした絞り込み案を公表した。肥後大津側からは盛り土と高架橋で南下し、中間地点からトンネル構造で高遊原台地を通過し、空港南側の地上部に空港駅を設ける。9月県議会定例会では物価高騰の影響を踏まえた概算事業費や、費用便益比(B/C)の再算定結果を報告する。20…

2025年6月18日[4面]

跡見学園女子大学(跡見理事長)/初の理系学部開設で新学部棟を建設/設計は鹿島

 跡見学園(東京都文京区、跡見裕理事長)が1月に学園創立150周年を迎えた。大きな節目を機に、跡見学園女子大学(小仲信孝学長)では▽理系学部の新設▽学部学科の再編▽東京都心へのキャンパス一元化-の三つの改革が始動。理系学部の新設に伴い、文京キャンパスに新学部棟を建設する。設計は鹿島が担当しており、施工者は未定となっている。2026年度の着工、27年度の竣工を目指す。  新学部棟には26年4月に新設…

2025年6月18日[8面]

中部整備局/富士労働総合庁舎設計WTOプロポ公告/8月26日まで参加受付

 中部地方整備局は17日、「令和7年度富士労働総合庁舎設計業務」の公募型プロポーザル(WTO対象)の手続きを開始した。参加資格は単体か2者JV。8月26日まで参加表明書と技術提案書を受け付ける。  業務内容は富士労働総合庁舎の建築と建築設備の基本・実施設計、積算業務。温室効果ガス等の排出削減に配慮する内容をテーマに技術提案を求める環境配慮型プロポーザル、BIM/CIM適用業務(受注者希望型)の対象…

2025年6月18日[10面]

滋賀県/衛生科学センターDB入札公告/7月15日まで参加受付

 滋賀県は17日、設計・施工一括(DB)方式で行う「滋賀県衛生科学センター整備事業」の事業者を選定する一般競争入札(WTO対象、総合評価方式)を公告した。参加表明書は7月15日まで、入札書や提案書は10月2日まで受け付ける。同3日に開札し、同中旬にプレゼンテーション審査を実施。同下旬に落札者を決定する。2026年1~11月に設計、同12月~28年1月に工事を行い、同3月以降の供用開始を目指す。  …

2025年6月18日[12面]

東日本高速道路会社/常磐道全線開通10周年/地域発展と震災復興に貢献

 埼玉県三郷市から宮城県亘理町まで全長約300.4kmの高規格道路「常磐自動車道」(三郷JCT~亘理IC間)が全線開通し、3月で10年を迎えた。東京方面と仙台方面を太平洋に沿って結び、茨城県や福島県浜通りを中心に沿線地域の発展に貢献。東日本高速道路会社は10年間の経済波及効果を3兆円と算定した。輸送コストの低下や所要時間の短縮など地域経済を支えている。  常磐道と東北自動車道のダブルネットワークが…

2025年6月17日[4面]

三菱地所、清水建設/トーチタワー建設が新たな段階へ/順打ちと逆打ちを併用

 三菱地所が開発する国内最高の超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の建設が新たな段階に進む。事業では順打ち、逆打ち両工法を併用する「Shimzハイブリッド逆打ち工法」を採用。順打ち工法…

2025年6月17日[4面]

千歳烏山駅前広場南側地区再開発(東京都世田谷区)/東京・世田谷区が都市計画案公表

 東京・世田谷区は14日、京王線千歳烏山駅周辺で準備組合が進めている再開発事業の都市計画案を公表した。駅前広場南側に34階建て延べ約8万8600平方メートル規模の再開発ビルを整備する。準備組合は202…

2025年6月17日[5面]

関東整備局東京港湾/東京港コンテナターミナル、6月26日からジャケット据え付け

 関東地方整備局東京港湾事務所は東京港の沖合で進行する国際コンテナターミナル整備に関連し、岸壁を構成する鋼製フレーム(ジャケット)の据え付け工事に着手する。水深16メートル、計画延長400メートルの岸…

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