人事・動静

新会長/日本建築学会・竹脇出氏/若手育成や災害対応に注力 [2019年6月19日1面]

 5月30日の定時総会で第56代会長に就任した。学術と技術、芸術でバランスの取れた若手人材を育成する仕組みづくりに本腰を入れる。異分野連携によるタスクフォースを設置し、災害に強い建築の実現も急ぐ。全国9支部と連携し会員増強にも力を注ぐ。
 --活動の方向性を。
 「大学で約40年間、建築を教えてきた。教育者として培った経験を生かし、若手人材の教育体制や災害に強い建築づくりに向け、二つの検討テー...続きを読む

新会長/土木学会・林康雄氏/鉄道切り口にメンテの仕組み検討 [2019年6月18日1面]

 14日の定時総会後の理事会で土木学会の第107代会長に就任した。地方自治体が抱える膨大な数のインフラのメンテナンスを課題の一つに捉え、「先行する鉄道事業者の仕組みを見える化することで、解決の糸口にしていきたい」と意気込みを語る。
 --老朽インフラのメンテナンスにどう対応する。
 「国内のインフラは高度経済成長期に集中的に整備され今後急速に老朽化していく。適切にメンテナンスすれば長寿命化は可...続きを読む

玉野総合コンサルタント/社長に牧村直樹取締役昇格/7月1日就任 [2019年6月17日1面]

 玉野総合コンサルタントは、13日に開いた取締役会で牧村直樹取締役兼常務執行役員が7月1日付で社長に昇格する人事を決定した。西村正直社長は代表権のある会長、田部井伸夫代表取締役会長は取締役相談役に就く。
 牧村 直樹氏(まきむら・なおき)1983年日本大学理工学部土木工学科卒、玉野総合コンサルタント入社。2011年執行役員大阪支店長、12年同統括事業部長代理、13年取締役兼執行役員、16年同兼執...続きを読む

凜/国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課計画調整係長・下野恵理子さん [2019年6月17日16面]

 ◇空間への興味が公私の原動力
 働き方改革や生産性向上といった建設産業を取り巻く環境の変化を、直轄営繕事業の入札契約動向から読み解く-。本省と地方整備局の発注状況を四半期ごとに集計。週休2日の推進や生産性向上技術の活用など諸施策の広がりを把握して、働き方改革や円滑な発注に向けた取り組みを後押ししていく。
 入省2年目に近畿地方整備局営繕部整備課で設計審査に従事。庁舎を使いながらの改修工事で施...続きを読む

紫綬褒章を受章した建築家・隈研吾氏/日本の風土生かした建築を追究 [2019年6月14日2面]

 作家や芸術面で功績を残した個人が受ける紫綬褒章の受章者に、チームプレーで成り立っている建築家として名を刻め感動している。国内外での実績と、東京大学教授として後進の育成に当たっている点が評価されたと認識している。
 建築家を志したのは、1964年開催の東京五輪・パラリンピックで建設された建築物に心を打たれたのがきっかけだった。東大入学後は「梅田スカイビル」(大阪市北区、1993年竣工)などの設計...続きを読む

凜/佐藤興業工事部・近藤莉依美さん/自分の手で一から仕上げる仕事 [2019年6月10日10面]

 現場作業に従事していた父親の影響もあって、手に職を付けた職人の仕事が「格好いい」と憧れを抱いていた。
 塗装職人になろう-。そう考えたのは卒業を控えた高校3年生の2学期後半。先生の勧めもあり、すぐに就職せず、建築塗装の知識と技能を無料で習得できる職業訓練校に通うことにした。1年間の受講で、技能の基本に加え、社会人としてのビジネスマナーも学んだ。
 創業から100年以上がたった老舗塗装会社に入...続きを読む

構造設計家・川口衞氏死去/代表作に代々木第一体育館 [2019年6月7日1面]

 公共、民間建築を問わず多くの作品を手掛けた構造設計家の川口衞(かわぐち・まもる)氏(川口衞構造設計事務所主宰、法政大学名誉教授)が5月29日に死去した。86歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
 1932年福井県生まれ。55年に東京大学大学院で建築構造学を専攻。国立代々木競技場(東京都渋谷区、1964年竣工)の構造設計で知られる坪井善勝に師事し、1962年に法政大学工学部建築学科の助教授として後...続きを読む

凜/竹中土木四国横断自動車道旭野工事工事担当・小根國裕美さん [2019年6月3日12面]

 ◇格好いい技術者めざして
 子どもの頃からものづくりに携わりたいと思っていた。きっかけは小学生の時に地元を襲った台風。友人の自宅が浸水し、通っていた学校も被害に遭った。「なんでこういうことが起きてしまうのだろう」。頭に浮かんだ疑問が土木への興味に変わり、いつしかゼネコンで働きたいという思いにつながった。
 現在は、徳島県内で施工している四国横断自動車道の大規模土工現場で働く。思い出深いのは杭...続きを読む

凜/若築建設名古屋支店土木部・越智ひとみさん/妊婦も現場で活躍できる [2019年5月27日16面]

 高速道路の橋梁下部工事で現場代理人を務めていた昨年6月、体調不良が気になり病院へ行った。妊娠7週と告げられ、突然のことで戸惑いはあったが産みたい気持ち、そして現場で働き続けたいという意思を会社に伝えた。初のケースながら、会社は本人の意思を尊重。妊婦でも現場管理ができる工夫をし安全確保に全面協力すると言ってくれた。
 定期検診の時は職場を離れ、安全帯が装着できないので足場に入れなくなる。会社は現...続きを読む

凜/ナカノフドー建設名古屋支社営業部長・奥野祐子さん/営業職でも女性活躍を [2019年5月20日12面]

 生まれも育ちも名古屋。もともとは小学校の先生になりたくて大学で教職課程を取り、教員免許も取得した。教育実習は感動したが、父親から「こんな会社もあるよ」と勧められたのが営業譲渡前の不動建設だった。会社訪問をしてみると「とても活気があり雰囲気が良く感じられた」。外資系など大手企業の内定をもらっていたが、会社訪問での印象が決め手になり建設会社への就職を選んだ。

 配属は営業事務だったが30歳の時、...続きを読む

佐藤嘉剛氏(佐藤工業元社長)が死去/海外・建築の業績拡大、業界発展にも尽力 [2019年5月17日1面]

 佐藤工業元社長の佐藤嘉剛(さとう・よしたけ)氏が8日、肺炎のため死去した。76歳だった。葬儀は近親者と同社役職員で済ませた。
 東京都出身。1967年早大大学院理工学研究科修了後、パリ大学エコール・デ・ボーザール留学。仏レイモン・カミュ勤務を経て75年佐藤工業入社。81年取締役、82年常務、84年専務、87年副社長。88年12月に父親である佐藤欣治氏の後を引き継ぎ第5代社長に就任した。
 自...続きを読む

凜/竹中工務店生産統括部工務施工事務グループ・安藤千尋さん/頼ってもらえるように [2019年5月13日10面]

 大学では社会福祉を専攻し、建設業への入社は「全く考えていなかった」という。竹中工務店に入社したきっかけは、母校の就職支援課で偶然見つけた求人票。「文系の自分でも活躍できるフィールドがあるんだ」と知り、建設業への興味が一気に深まった。就職活動では他業界の採用試験にも応募したが、社風や社員の人柄にひかれ、入社を決めたという。
 入社後は5年ほど札幌市に勤務。昨年4月から出身地の北海道白老町にある作...続きを読む

東急建設/社長に寺田光宏副社長昇格/6月1日就任 [2019年5月10日1面]

 東急建設は9日、寺田光宏代表取締役副社長執行役員が6月1日付で社長に就く人事を発表した。経営体制の一層の強化を図るのが目的。今村俊夫社長は同日付で代表取締役に就き、6月25日開催予定の株主総会後の取締役会で代表権のある副会長に就任する予定。
 寺田 光宏氏(てらだ・みつひろ)1979年徳島大学工学部卒、東急建設入社。2010年執行役員、12年4月常務執行役員、同6月取締役兼常務執行役員、16年...続きを読む

新社長/福田組・荒明正紀氏/顧客満足度ナンバーワンに [2019年4月17日1面]

 2月に2019年12月期から3カ年の中期経営計画を発表した。経営のかじ取り役として、計画に掲げた目標達成を目指す。産業界を挙げて取り組む働き方改革への対応は喫緊の課題。長時間労働の解消を図りながら現場の生産性向上を実現し、人材の育成・確保にも力を注ぐ。収益力や営業力の強化を図りつつ、顧客ニーズにきめ細かく対応していく。
 --就任の抱負を。
 「中期経営計画では福田組単体として21年12月期...続きを読む

新社長/日総建・濱田幸一氏/グループ総合力で事業拡大 [2019年4月16日1面]

 マルチインフラ企業を掲げる建設技術研究所グループで建築分野の中核となる。「確かな建築」というブランドをより強固にしつつ、事業の拡大を目指す。鍵になるのはグループの総合力。街づくりへの包括的な参画や人材育成、先端技術の導入など幅広い面でグループ会社と連携し、強みにつなげていく。
 --就任の抱負を。
 「民事再生後、再建へ全社一丸で取り組んできた。それを引き継ぐ重要な責務だと認識している。昨年...続きを読む
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