行政・団体
2026年9月11日[1面]
日建連/次期SIPテーマ設定で初要望、スマートインフラ・防災の項目継続を
日本建設業連合会(日建連、押味至一会長)は、政府の次期(第4期)「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」のテーマ設定で初めて要望活動を行った。9日に蓮輪賢治副会長(土木本部長)が総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)有識者議員の宮園浩平氏(東京大学特別栄誉教授)を訪問。次期SIPのターゲット領域の検討が始まるのを踏まえ、日建連土木本部がまとめた要望書を手渡した。 2027年度まで…
2026年9月11日[2面]
契約変更条項設定が低調/民間工事で5割、改正業法対応浸透せず/国交省調査
民間工事契約で物価高騰などに応じた契約変更条項を設ける動きが、改正建設業法の施行後も広がっていないことが、国土交通省の調査で分かった。請負代金や工期の「変更方法」を契約書の法定記載事項とする規定が2024年12月に施行したが、これ以降に請け負った工事で契約変更条項が「あった」と回答した建設会社の割合が1年前の前回調査を下回った。調査回答者のサンプルが異なるとはいえ、改正法の義務規定が民間発注者側…
2026年9月11日[5面]
長野県/入札参加資格見直し、奨学金返還支援や建設ディレクターに加点
長野県は2028~30年度の建設工事の入札で、参加資格の審査項目を見直す。「雇用環境」分野で、社員の奨学金返還を支援する制度がある企業に15点、建設ディレクターの資格認定を受けた社員を雇用している企業に10点を加点する。若手の採用や技術者の負担軽減を後押しし、建設業の担い手確保につなげる。9日の県契約審議会(会長・佐々木基建設経済研究所理事長)で報告した=写真。 奨学金返還支援制度への加点は、…
2026年9月11日[10面]
中部整備局/天竜川ダム再編事業で恒久的な堆砂対策検討委が初会合
中部地方整備局天竜川ダム再編工事事務所は9日、恒久的な堆砂対策運用検討委員会の初会合を浜松市内で開いた=写真。治水や環境、河川利水に与える影響に関する調査、分析結果を踏まえ、具体的な堆砂対策の運用方法について専門家の意見を聞く。初会合では事業概要を説明。これまで実施した置き土実験やモニタリングを振り返り、今後の進め方を確認した。2038年度を目標に運用方法を決定する。委員長には戸田祐嗣名古屋大学…
2026年9月11日[12面]
大阪市水道局/管路更新加速へ新たな官民連携事業検討、10年規模想定し対話調査
大阪市水道局は、管路更新ペースの引き上げに向け、新たな官民連携事業の具体化に乗り出す。施工規模が大きく難度の高い基幹管路や水管橋、軌道横断管路などを対象に、マーケットサウンディング(対話型市場調査)を実施する。事業規模や事業スキーム、官民の役割・リスク分担などについて提案を募る。2029~38年度の約10年を事業期間として想定し、水道インフラの強靱化に向けた大型官民連携事業の組成を目指す。 市…
2026年9月10日[1面]
国交省/建築関係行政手続き、28年までに電子で一元化/概要書廃止し手間削減
国土交通省は、建築関係のあらゆる行政手続きを対象に、オンライン対応の環境を2028年までに整える。民間の指定確認検査機関や建築主事を置く地方自治体が共同利用できる建築確認の「電子申請受け付けシステム」の機能を段階的に拡張。各手続きを一元的に扱うプラットホームとして運用する。これに合わせ提出書類の様式を合理化。申請書と一緒に提出する建築計画概要書などの「概要書」を廃止し、申請者の二度手間をなくす。…
2026年9月10日[4面]
東京都環境局/大規模建築物の環境規制強化/5000平米以上を対象に
東京都環境局は、大規模建築物の新築時に環境規制を強化する。国の制度改正と足並みをそろえ、「建築物環境計画書」の提出対象を改正し、建物のライフサイクル全体で排出する二酸化炭素(CO2)の量や削減策などを報告してもらう。内容を評価・公表し、企業などに積極的な環境配慮を促す。今秋にも制度改正案への意見募集を始め、年度内の条例改正を目指す。 新制度では、延べ5000平方メートル以上の事務所用途の建築物…
2026年9月10日[9面]
大阪市/補正予算案を公表/柴島浄水場再構築見直し、住之江抽水所復旧やUSJ調査も
大阪市は8日、一般会計に10億6886万4000円、特別会計に22億300万円の計32億7186万4000円を追加する2026年度一般会計補正予算(第2回)ほか4会計案を公表した。建設関連では柴島浄水場再構築計画の見直しに向けた検討・設計費を設定。6月の大雨で主ポンプが水没した住之江抽水所の応急復旧に約64億円を投じるほか、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)拡張予定地の土壌汚染調査にも着…
2026年9月9日[1面]
美術協会/高松宮殿下記念世界文化賞発表/建築部門はダニエル・リベスキンド氏に
日本美術協会(総裁・常陸宮さま)は8日、高松宮殿下記念世界文化賞の第37回受賞者を発表した。建築部門は米国の建築家ダニエル・リベスキンド氏(80)を選出。10月28日に明治記念館(東京都港区)で授賞式を開催する。受賞者には顕彰メダルと感謝状、賞金1500万円が贈られる。同29日には鹿島KIビル(同)で受賞を記念した建築講演会を開く。 代表作「ベルリン・ユダヤ博物館」は伝統的な直角の規範に反抗し…
2026年9月9日[1面]
民間発注者、半数は発注見送り「増えた」/コスト増許容できず/国交省調査
不動産業や住宅メーカー、電力会社などの民間発注者に工事の発注状況を聞いた国土交通省の調査で、計画通りに工事を発注できなかったケースが直近で「増えた」との回答が半数を超えた。物価・人件費の高騰や資材の調達難によるコスト増を許容できなかったり、受注者側の技能者が不足したりしていることが理由に挙がる。発注見送りの防止策として早めに対応可能な建設会社を確保する動きがあるが、コスト増分を見積もりに上乗せし…